太陽光発電の一括見積り比較

以前、記事で書きましたが、最近太陽光パネルに興味が出て何社かから見積を取り寄せて検討しています。大体出揃った感があるので一旦まとめておきたいと思います。

初心者目線で考える太陽光発電の損得~自前で電気を作る事のメリットとリスク

施工会社比較(5kW)

【見積条件】
メーカ:パナソニック
パネル:HIT245αプラス
サイズ:1580×812×35mm
定価 : 14.6万円/枚  枚数 :20.5枚
発電量:約500kWh/月(6000kWh/年)
 10年後までの収入:16(万円/年)  @売電26円/kWh
 11年後からの収入: 7(万円/年)  @売電11円/kWh

施工会社毎の見積り(万円)

項目 定価 A社 B社 C社 D社 E社
パネル 299 65 60 67 67 148
パワコン 49 19 21 18 20
モニター 10
部材等 17 20 20
設置費 22 14 13 20
電気配線 10 16 10
足場
申請費
消費税 12 12 11 12
合計 164 158 143 162 160
kW単価 33 32 29 33 32
信頼性

こうして見ると、パネルが定価の2割だったり、パワーコンディショナー(直流から交流に変換するもの)が定価の4割だったりで、 メーカー部品は殆ど時価 みたいなものですね。。
太陽光発電システムのkW単価は毎年下がっているものの、 価格を決めるパネル費が全体の4割程度 に落ちた現状では、今後ますます下げ幅が鈍くなりそうです。

具体的なkW単価で言うと、25年前が370万円、15年前が70万円、5年前が40万円、現在は30万円ですが、工賃などは変化しないので 今後パネルが半額(1万5千円)になったとしても24万円に下がるだけ です。個人的には国産で2万円を切るとは思えないですが。。

業者さんの対応を個別に見ると。。

グリーンエネルギーナビで一括見積り依頼した施工会社

A社

パナソニックの見積り後、海外ブランドを紹介すると言うメールを最後に音沙汰が無くなりました。

E社

一番多くのパターンで見積りをくれましたが、全定価から一括値引きの形(数百万円)なので内訳が判りませんでした。西の日当たり問題はこちらから提起したりでなんとなく心もとない気が。。

ソーラーパートナーズで一括見積り依頼した施工会社

B社

新人さんで西の問題を最初に指摘してくれたものの、見積りの突っ込んだ会話が続けられそうになく早々に打ち切りました。

C社

熱意があり何を聞いても即答で、長時間の問答になりましたが結果的には一番安い見積がでました。

我が家の建築会社から紹介された施工会社

D社

信用できる筋として今回最後に聞いてみましたが、あまり良い見積りが出ませんでした。

 

パネルメーカー比較(5kW)

(万円) パナソニック シャープ Qーセルズ ネクストエナジ カナディアン
日本 日本 独~韓国 中国 加~中国
方式 ヘテロ 単結晶 単結晶 単結晶 単結晶
効率 19.3% 19.6% 18.3% 18.3% 18.5%
パネル保証 25年 20年 25年 25年 25年
出力下限 72% 80% 80% 80% 80%
システム保証 15年 15年 15年 10年 10年
災害補償 有償 10年 10年 10年
日照保障 1年 半年
見積り E社 E社 C社 E社 D社
総費用 160 141 129 115 109
kW単価 32 28 26 23 22

パナソニック

サンヨーが温めたソーラー技術を受け継ぎ一番信頼できます。殆どのメーカーが単結晶で高効率化する中、独自のアモルファスヘテロ接合技術で高効率と耐熱性を実現しています。パワコン含め全て自前で作る技術力には凄く魅力を感じますが、保証面が渋い上にやはり高い印象です。

シャープ

ブラックソーラーパネルは吸収効率が良さそうでデザイン的も素敵なんですが、もう台湾メーカーなんですよね。。

他の国内メーカー

質量ともパナソニック、シャープに並ぶ東芝は、変換効率が22.1%と断トツなんですが、元々米サンパワー社から仕入れていて自前ではなく、値段も張るとの事で見積りを取りませんでした。他に国内では長州産業、京セラ、三菱電気、ソーラーフロンティアも大手ですが、今回は提案する業者さんがありませんでした。

Qセルズ

韓国企業に買収されたものの、ドイツで生産していて信頼できる上、値段が安めになってます。

ネクストエナジー

中国メーカーから仕入れていて安いのは確かですが、イマイチな信頼性を保証や補償で補っている感があります。

カナディアンソーラー

中国企業に買収されたからかネクスト以上に安いです。倒産しても大丈夫と言う保険会社とのダブル保証をどう見るかですが。。

 

まとめ

 パネルの仕入値はどこも定価の2割未満 で、全体からみるとコストの4割に満たない

ソーラーパートナーズの紹介業者は評判通り良さげ。

③中国メーカーは安い上に出力保証や日照保障が充実しており、コスパ重視ならお勧め。パワコンは日本製。

④純国産で、システム全てを自前できる パナソニックは技術的に一番安心だが、中国産より5割高い。 

 kW単価は既に底値感 があり、国産品があと数万円下がる程度。売電価格は下がる可能性があるので始めるなら早めが良さげ。

定年くん定年くん

初期費用を160万円に抑えれば10年後から電気代がタダになる勘定です。
加えて原子力発電が停まり電気料金が上昇していく現状を考えると、自前の発電手段を持っておくのは有意義に思えます。
最終的に40年は保ちそうなパナソニックでC社にお願いしようと考えていますが、パネルを4枚追加し6kWにして kW単価を26万円に圧縮出来ないか 検討中です!